第12回 おおたか塾 「春休み企画 親子木育教室~木でおもちゃを作ろう~」取材レポート

2009年4月5日 UP

レポート

木でおもちゃを作って、遊んで
自然と仲良しになろう!!

桜の花が満開となった春休みの特別企画「親子木育教室~木でおもちゃを作ろう~」が開催されました。最近目にする「木育」という言葉。「木育」と「木のおもちゃ」の関係ってなんだろう? 大人には懐かしい「木のおもちゃ」、子どもにはめずらしい「木のおもちゃ」。おもちゃを作る喜びにウキウキしながら、お教室を覗いてみました。

本物の木と嘘物の木 小さなこどもたちもヤスリがけを頑張りました 色ペンで絵を描いて出来上がり! シーソーの上をコマが行ったり来たり・・・

家族みんなで、自然と触れ合おう

会場には下は1歳から上は9歳までの子どもたちとお父さんやお母さん、中にはおじいちゃんと参加している子どもたちの姿も・・・。 講師は、一級建築士でおもちゃドクターの奥津輝久さんと奥様でおもちゃコンサルタントやネイチャーゲームリーダーの資格をお持ちの友子さん。お二人は、「アトリエそうわーくす」を経営され、おもちゃづくりから住宅、公園の設計に至るまで、“自然”や“遊び”を取り入れた創作活動を行っているそうです。

ほんものの木を見分けてみよう

講座ではまず始めに、種類の違う二つの板を使って、違いを感じてみました。ひとつは木の板で、もうひとつは木の模様が印刷された本物そっくりのプラスチック。触ったり匂いを嗅いだり叩いてみたりして、違いを確認。木の模様が印刷されたプラスチックは、一般住宅でも多く使われる素材とのことで、確かにキッチンの床などで見たことがあるものです。改めて二つを比較することで、自然素材の木の温もりや心地よさを感じとることができました。

優しい香りに包まれて、おもちゃ作りスタートです

いよいよ木のおもちゃ作りがスタートです。今回は、シーソーゴマというシンプルなおもちゃ。材料が一式セットされた袋からひとつひとつ取り出して、始めにヤスリをかけます。すると杉と米栂(ベイツガ)のなんともいえない良い香りが一段と強く漂い、気持ちも和らいでくるから不思議です!ヤスリがけで木が滑らかになっていくのが分かると益々作業がおもしろくなり、無我夢中でヤスリがけをしている姿が、会場のあちらこちらで見受けられました。

材料の角を落として木の表面が滑らかになったら組み立てです。木工用ボンドで張り合わせてしっかりと固定します。そして、最後はコマに絵を描いて完成!子どもたちは思い思いの色を使ってどんどん描いていきます。大人には真似できないような伸びやかさは、ちょっと羨ましくもありました。

完成!自分で作ったオリジナルに満点?

完成すると子どもたちは、早速遊び始めました。コマが上手に動くためには、ボンドで木材を張り合わせる時に、高さを合わせないとうまく動いてくれません。みんな上手に出来たようです。コマを転がして描いた模様が変わっていく様子を眺めたり、シーソーの角度を変えてみたり、それぞれに遊び方を発見し、早くも手作りおもちゃに愛着がわいてきたようです。

自然を大切にする心を育てることが「木育」

「同じ木はひとつとして無く、世界にひとつだけのおもちゃです。沢山遊んで大切に使って下さいね」と奥津さん。「木のおもちゃ作りの体験をきっかけに、木の温もりや優しさを知り、木とは何か、自然とは何かを学び、その良さに気づいて欲しい。さらには、自然に親しみ、自然を大切にする心が育ってくれれば」と、奥津さんご夫妻は話していました。このような体験を通じて自然を大切にする心を育てることが、『木育』なんだそうです。子どもの頃から木に触れることが、人にとっても、そして森林保全にとっても、とても大事なことなんだということを実感できる講座でした。

開催日 4月4日(土)
開催時間 第1回目11:00~12:30 第2回目14:00~15:30
申込み受付け ホームページより事前申込
場所 3F K・WEST(bayfmスタジオ内)
参加費 500円(当日の教材は、お土産としてお持ち帰りいただきました)