第20回 おおたか塾 「秋の薬膳 オリジナル七味を作ろう!」 取材レポート

2010年9月26日 UP

レポート

猛暑から一転、急に涼しくなり秋の気配が漂いはじめました。不安定な天気で体調も崩しがちな季節です。そこでお勧めなのが、毎日の食事から元気になれる薬膳です。家庭での実践方法や症状に合わせたレシピを紹介!さらに薬膳のひとつとしてオリジナル七味作りも体験していただきました!

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薬膳って何だろう?

講師は、現代薬膳コーディネーターで、日本野菜ソムリエ協会認定講師を務める鈴木和代さん。鈴木さんは、カズクッキングスタジオも主宰し、身近な旬の野菜を使い、薬膳の知識を取り入れた料理教室を開いています。初めに薬膳とはどんなものなのかの説明がありました。薬膳とは、中国医学をベースにした健康を維持するための食のシステムのこと。必ずしも漢方を使う必要はなく、日々の食事を考えるときに、食材の組み合わせを意識してより効果的な使い方を取り入れた食事の事です。例えば冷えに悩んでいる人であれば、身体を温める作用のある野菜を複数組み合わせて料理を作るなど、ちょっと意識するだけで効果が期待できるそうで、人が持っている自然の治癒力を高めていくことが出来るといいます。

秋は乾燥対策がポイント!

これからの季節は身体やお肌の乾燥が気になります。咳がでやすくなったり、喉を傷めたり、肌の潤いも失われがち・・・。それらを改善するための食材としては、百合根、蜂蜜、松の実、胡麻、豆腐などがあり、これらを使ったレシピの紹介もありました。また美肌を保つには、ビタミンACEに加えて、タウリンを多く含むイカやホタテといった魚介類を合わせて摂ると効果が高まるそうです。しかし、すぐに効果が期待できるというものではなく、薬膳では、3か月を目安に効果が表れるとされていて、「長く続ける事が大切です」と鈴木さんはアドバイスしていました。

オリジナル七味で手軽に薬膳

薬膳の中のひとつで、手軽に使える調味料として七味唐辛子があります。
今回は、七味の材料ひとつひとつの効能を学びながらマイ七味作りを体験しました。材料は、一味唐辛子・黒胡麻・粉山椒・青海苔・陳皮(温州みかんの皮を干したもの)・麻の実・芥子の実です。一味唐辛子には身体を温める効果、黒胡麻には体力や血液を増やす働きがあるなど、それぞれに効能が期待されます。これらの材料をレシピにそってビンに入れて合わせます。皆さん香りや辛さを確かめながら、好きな材料を多めに加えるなどして作業を進めていました。

身近な薬膳で寒い季節も元気に過ごそう!

オリジナル七味の完成で、受講者の皆さんは、どんな料理に使おうかと会話も弾んでいました。「とても風味の良い七味が出来ました。使うのが楽しみです!」「マヨネーズと合わせてオリジナル調味料にしようかしら!」という声も・・・。今回の講座を通して、薬膳の奥の深さに興味を持ち、「調理をする時、体調を考えて薬膳料理を実践します!」と早速毎日の食事に薬膳を取り入れようという女性の姿もありました。旬の食材を使いながら、素材そのものの味わいを楽しみ、そして、身体も元気いっぱいに。これからの季節も是非薬膳で健やかにお過ごし下さいね!

開催日 9月25日(土)
開催時間 第1回目 11:00~12:30 第2回目 14:00~15:30
申込み受付け ホームページより事前申込
場所 3F K・WEST(bayfmスタジオ内)
参加費 700円(教材費含む)