名札の試練
息子が小学生になり、洋服の左胸に名札を付けるようになって暫く経った時に、
私はある“穴”の存在に気が付きました。
名札のピンを指していた場所が、日々重なって、大きな穴になっていたのです。
何か良い対策はないものかと考えながらも名案は浮かばず、
とりあえず布の端切れを小さく折って、洋服の生地と重ねて、名札のピンを刺していました。
ある日、流山おおたかの森S・C本館3階“手芸センタードリーム”で買い物をしていると、
「なふだっこ」を発見!
衣類に穴を開けずに名札を留める!?
これだと思い、早速購入しました。
最初は、穴をあけずに名札を付けられる仕組みが分からず苦戦しましたが、
慣れるとなんて便利なアイテムなのでしょう。
名札自体は「なふだっこ」に付けっぱなしで良いので、
安全ピンを外す作業もなく、誤って針に触れる心配もありません。
10月から、名札は学校で外して下校し、翌朝登校したら付ける方針に変わりました。
息子は一人で「なふだっこ」を外せますが、素早く付けることができません。
先生に「朝の準備が遅い」と既に指摘されている中、息子の前には、更なる試練が立ちはだかります。